新規で創業したい方からの相談でした。
創業と聞いて、何百万単位の助成金も受給可能かと思いきや、相談時はまだサラリーマンとして働いていました。その間に、自分で有限会社設立登記を済ませており、2週間後には、会社を退職し、新たに従業員も採用する予定で、1日も変更することが出来ない切羽詰った様子でした。
これを聞いて、私は、愕然としました。この方は、あらかじめ助成金の専門家に相談して、計画的に創業を進めていれば、受給資格者創業支援助成金と中小企業基盤人材確保助成金のダブル受給が可能だったはずで、金額に換算すると、およそ300万円近くを受給できたはずでした。
結果的には、1円の助成金も受けることができませんでした。創業に関しては、様々な角度から総合して見ていかないと、上記のような大きな失敗をしてしまいます。起業時に300万円があるとないとでは、スタートに大きな開きが出来てしまいます。助成金の専門家に相談することを強くお勧めします。
わずかな金額で、高額な助成金を得ることができるのですから。